はかりなどの測定器は校正をする必要性がある

ビジネスで使い続けるならズレがないことを確かめる

一般の生活で利用しているはかりなどの測定器が、0.1ミリくらいのズレがあったとしてもそれほど問題になるケースは少ないでしょう。しかし、ビジネスで使っているものは精度がとても重要になるため、例えほんのわずかのズレだったとしても大問題に繋がるケースがあります。そこで問題となるのが、最初は正確だったとしても、使っていくうちにズレていってしまう測定器です。『大丈夫だと思って使っていたら、いつの間にか結構なズレが生じていた』ということもあり得るのです。従って、ビジネスで活用している各種測定器は、購入時のように正しい数値で測れるか定期的にチェックすることが大切です。そのチェック作業は校正と呼ばれていて、ビジネスで測定器を利用しているところならば当たり前のように行っています。自分たちで行うこともできますが、無理ならばやってくれるサービスがあるので活用しましょう。必要性を甘く見てやってもらうのを先延ばしにすると、ズレのせいで大損する可能性があるので早めに行ってもらうことをおすすめします。

預けられる大きさではない場合は出張サービスを使う

校正の必要性を知ってさっそく行ってもらおうと考えても、測定器が業者に預けられるサイズではない場合もあるはずです。確かに、持ち運びができるはかりならば簡単に預けられますが、重かったり大きかったりする場合は預けられません。サイズの問題があるからといって、必要性がなくなるわけではないので、そのときは出張サービスで校正を行ってくれるところを活用しましょう。そうすれば、どんなに大きい測定器でも、工場や研究所まできてくれるので問題なくズレていないかチェックをしてもらえます。ただし、出張してくれるサービスは対応エリアが決まっているため、測定器がある施設の近くのところに頼まなければいけません。同じ都道府県にある業者ならば、出張対応エリアになっているケースが多いのでホームページなどでチェックをしてみましょう。

証明書を発行してもらうことが大切

はかりなどの計測器の見てもらって問題のないことが分かったときは、証明書を発行してもらいましょう。そちらは校正証明書といって、記載内容でズレがないことをハッキリとさせられるので、測定器をビジネスで問題なく使い続けられるようになります。なお、頼まなければもらえないもというわけではないので安心しましょう。ほとんどの場合では、仕事が終わったときに業者の方から証明書をもらえるので、忘れずに受け取ることが大切になります。